広島生まれ。国立音楽大学大学院終了後、パリ、エコール・ノルマル音楽院卒業。‘68〜76年、高田三郎、島岡譲、M.ビッチュ、O.メシアンの各氏に師事。現在、エリザベト音楽大学名誉教授。中国・四川音楽院および内蒙古師範大学客員教授。広島交響楽協会理事。日本現代音楽協会、日本作曲家協議会会員。’92年、第2回国際作曲コンクール入選(『余白の風、2台のピアノのために』)。‘98年、文化庁芸術祭優秀賞受賞(『彩層、オーケストラのために』CD:ブレーン)。<ISCM−ACL(国際現代音楽協会、アジア作曲家連盟共催)World Music Days 2007
Hong Kong>入選(『エルミタージュの回想、独奏尺八のために』楽譜およびCD:日本作曲家協議会)。<韓国、現代音楽フェスティバル>(ソウル他)において、『風の環礁、リコーダーソロのために』や『カーラ・チャクラの風、ヴォイスとピアノのために』が好評を博す。作品は、フランス、アメリカ、フィリピン、香港他で度々演奏。近年は『交響詩、広島・太田川によせる三章』(CD:ブレーン)、『はてしのない風景』、『風の環礁』、『カーレンツ』、『余白の風』他、NHK交響楽団、東京交響楽団、京都市交響楽団、広島交響楽団によるオーケストラ作品の初演も多い。また、サント・トマス大学(フィリピン)、四川音楽院(中国)、国立秋芸芸術大学(韓国)他の招聘で、“1945年以降の日本の現代音楽”などについて講演。2005年、『風の環礁、ピアノのために』および2006年、『女声合唱組曲“愛が”』、2007年、『男声合唱組曲“光の錐”』の楽譜出版(東京、マザーアース社)。2009年8月委嘱作品『オロチ、神楽とオーケストラのために』を秋山和慶指揮 広島交響楽団、北広島町特別神楽団により初演。
同年12月『広島市民賞』受賞。